塊根植物のヒーターの選び方|ヒーターマット・パネルヒーターの違いと電気代

塊根植物の加温グッズ・保温アイテム 光・環境アイテム

ヒーターマット(育苗マット)は、上に置いた鉢の土と根を下から温める器具で、部屋の空気を温める暖房器具ではありません。温室の中の空気を温めるには温室用のパネルヒーターや温風器(ファンヒーター)を使い、どの器具もサーモスタットで温度を制御します。

このページでは、塊根植物の冬の加温に使う器具の違いと選び方、消費電力からの電気代の計算、安全に使うための注意点をまとめます。夏型の塊根植物の冬越しは、断水して休眠させるか、加温して成長を続けさせるかの2つに分かれ、加温を選ぶ場合は使う器具によって消費電力や使い方の注意が変わります。

属ごとの冬の最低気温の目安(下回らないようにしたい「最低ライン」と、できれば保ちたい温度)は、塊根植物の温度管理と越冬の表にまとめています。最低ラインは断水して用土が乾いた状態を前提にした値で、断水していても下回れば株が傷むことがあります。断水で越すか加温で越すかは光・温度・水の3つをそろえられるかで決め、光が足りないときはヒーターを最低ラインを保つ用途にとどめて温度を上げすぎないようにします。部屋ごと暖房で管理する場合の考え方を含め、冬越しの手順は冬の管理で解説しています。

ヒーターマット・パネルヒーター・温室用ヒーターの違い

加温に使う器具は、土と根を温めるものと、温室の中の空気を温めるものに分かれます。熱を出さずに熱の逃げを防ぐ保温資材も、ほかの器具と組み合わせて使います。

器具 温める場所 仕組み 使う場所 消費電力の目安 安全面の要点
ヒーターマット(育苗マット) 土・根 マットの上に置いた鉢と土を下から温める 室内(屋外での使用を避けるよう案内している製品がある) 約21W(約25×53cm)〜約105W(約53×122cm)。農園芸用の約90×180cmで160W サーモスタットと一緒に使う(併用を求めているメーカーがある)
パネルヒーター(温室用) 空気(小型温室の中) 放熱板(アルミフィン)からの自然対流で温める 屋内に置いた小型温室の中 150〜250W程度。500Wの機種もある 表面は高温になる。サーモスタットの併用が必須
温室用温風器(ファンヒーター) 空気(温室全体) ファンで温風を送り、空気をかき混ぜながら温める 簡易温室・ビニール温室 100V機で500〜1000W程度 サーモスタットと過熱防止装置のある製品を選ぶ
保温シート・気泡緩衝材 熱源ではない 熱の逃げを防ぐ 温室の外側を覆う 電気を使わない 単体では温まらない

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温度の調節(0〜50℃)・防水・PSEマークを商品ページで確かめられるヒーターマットの例です。マットの下に断熱材を敷き、鉢はマットの上に直接置きます。同じ規格の商品はほかのメーカーからも出ています。

BRIM ヒートマット HMT-330(33×53cm・60W)

BRIM ヒートマット HMT-330(3⁠3⁠×⁠5⁠3⁠c⁠m・6⁠0⁠W)
数鉢・育苗トレー1枚

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BRIM ヒートマット HMT-400(40×40cm・60W)

BRIM ヒートマット HMT-400(4⁠0⁠×⁠4⁠0⁠c⁠m・6⁠0⁠W)
数鉢・正方形

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BRIM ヒートマット HMT-830(33×83cm・100W)

BRIM ヒートマット HMT-830(3⁠3⁠×⁠8⁠3⁠c⁠m・1⁠0⁠0⁠W)
棚1段(幅90cmのラック)

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各器具の選び方と使い方

ヒーターマット(育苗マット)

ヒーターマットは鉢を上に乗せて、土と根を温める器具です。発根管理や種まきで使われることが多く、冬の保温にも使えます。温まるのはマットの上の鉢と土で、まわりの空気はほとんど温まりません。

選ぶときは、次の3点を確かめます。

  • サイズ:置きたい鉢の数に合わせて選ぶ。家庭向けは約25×53cmから約53×122cmまであり、農園芸用には約90×180cm以上の製品もある。置ける鉢の数はマットの大きさで変わる
  • 防水:マット部分が防水のものにする。防水のマットなら鉢を置いたまま水やりができる製品もあるが、水中では使えない。電源まわりは防水でない製品があるので、取扱説明書で確かめる
  • 温度の調節:サーモスタット(内蔵または別売)を一緒に使う。サーモスタットのないマットは、気温に対して一定の幅で温まるだけで、温度を決められない

発泡スチロールなどの断熱材は、マットの下(床や棚板との間)に敷きます。裏面から熱が逃げにくくなります。鉢はマットの上に直接置きます。

サーモスタットの感温部(センサー)は、温度を管理したい場所に置きます。土の中と空気中のどちらでも使える製品もあります。サーモスタットの種類と選び方はサーモスタットの選び方で解説しています。

マットで上げられる温度には上限があり、設定できる温度の範囲も製品で違います。たとえば国華園のサーモ付き育苗ヒーターマットは、付属のサーモスタットで約20〜42℃に設定できますが、マットの表面温度は気温+最大10〜13℃程度です。この製品の場合、気温が10℃の部屋では表面は20〜23℃ほどまでしか上がらない計算になり、設定温度を高くしてもそこまで届かないことがあります。また設定の下限が約20℃のため、20℃より低い温度には設定できません。農電電子サーモ ND-610 の温度範囲は0〜50℃です。

冬の保温に使う

冬の保温では、断水して休ませる株か、光をそろえて冬も育てる株かで設定が変わります。断水管理の株は、置き場所が属の最低ライン(夏型の多くは10℃、アデニウムと低地のパキポディウムはできれば12℃)を下回らないようにする補助として使い、温度を上げすぎないようにします。光が足りないまま暖かくすると、芽が動いて徒長や根傷みを招きやすくなります。育成ライトなどで光がそろい、冬も成長させる加温管理なら、室温15℃以上(できれば20℃以上)が目安です。鉢の中の土の温度の目安を示した資料は見つかっていないため、このページでは土温の数値は示しません。

ヒーターマットは空気を温めないため、置き場所の気温が育てている属の最低ラインを下回る環境では、マットだけでは足りません。部屋の暖房で最低ラインを保つか、小型温室と温室用ヒーターを組み合わせます。

ヒーターマットで鉢を温めても、冬の光が足りなければ株は水を使えません。温度だけを上げて光が足りないと、根が傷んだり株が間延びしたりします。断水管理の株は、マットで温めていても水を止めるかごく少量にとどめ、春に最低気温が10℃を安定して超えて新芽や幹の張りで株が動き出してから、少量ずつ戻します。

発根管理に使う

発根管理では、冬の保温より高い温度に設定します。時期と温度の考え方は発根管理の手順を参照してください(冬型の属は葉が出ている生育期に行い、加温は前提にしません)。温度調節機能のあるモデルなら、冬の保温と発根管理で設定温度を変えて使い分けられます。ただし、サーモスタットの設定範囲とマットで上げられる温度の上限は製品で違うため、寒い部屋では発根管理の温度に届かないことがあります。購入前に仕様を確かめてください。

種まきに使う

パキポディウムやアデニウムのタネは25〜30℃前後でよく発芽するとされ、室温でこの温度を保てない時期は育苗マットが役立ちます。マットは播種トレイが収まる大きさを選びます。アデニウムの資料では、発芽後の小さな苗は最初の冬も光と暖かさをそろえ、水は控えめにするとされています。まき方と発芽後の管理は種まきの手順で解説しています。

パネルヒーター(温室用)

園芸用のパネルヒーターは、放熱板(アルミフィン)からの自然対流で、小型温室の中をゆっくり温めるヒーターです。温風式と違ってファンで風を送らず、温風式に比べて温まり方が緩やかです。昭和精機工業の取扱説明書では「小型室内温室専用」とされており、温室に入れずに部屋の棚の空気を温める用途ではなく、屋内に置いた小型温室の中で使います。

出力は150〜250W程度で、温室の大きさに合わせて選びます。たとえば昭和精機工業の250Wの機種は、適合する温室の目安が150×89×49cm(容積約0.65m³)までです。大きめの温室向けに500Wの機種もあります。製品の説明ではヒーター単体での使用は危険とされているため、サーモスタット付きのモデルを選ぶか、別売のサーモスタットを必ず併用します。本体が異常に高温になると内蔵の温度ヒューズが切れて電源を遮断する製品もあります。

設置は、取扱説明書では温室の床に置く形です。サーモスタットをヒーターの真上に置くと熱気が直接当たり、温室全体が温まる前に切れてしまうため、ヒーターから離して置きます。

サーモスタット(グリーンサーモ E-300E、設定15〜40℃)とセットで売られている温室用パネルヒーターの例です。温室の大きさに合わせて出力を選びます。

昭和精機工業 パネルヒーター SPE-200(200W・サーモスタット付き)

昭和精機工業 パネルヒーター S⁠P⁠E⁠-⁠2⁠0⁠0(2⁠0⁠0⁠W)
小型温室・サーモスタット付き

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昭和精機工業 パネルヒーター SPE-250(250W・サーモスタット付き)

昭和精機工業 パネルヒーター S⁠P⁠E⁠-⁠2⁠5⁠0(2⁠5⁠0⁠W)
小型温室・サーモスタット付き

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パネルヒーターの表面は高温になります(昭和精機工業の取扱説明書では約100℃以上)。植物・温室のビニール・手が触れないように置いてください。ビニールが触れると溶けたり破れたりします。本体に覆いをかけたり、熱がこもる状態で使ったりすると、本体が変形することがあります。

屋外に置いたビニール温室では、風で熱が逃げやすく、メーカーが示す目安ほど温度が上がりません。温室の外側を保温カバーや気泡緩衝材で覆うと、熱が逃げにくくなります。

温室用温風器(ファンヒーター)

温室用の温風器は、ファンで温風を送り、温室の中の空気をかき混ぜながら温める器具です。電気温風器と循環扇を組み合わせ、吊り下げて使う機種もあります。消費電力が大きく、電気代がかかりやすい器具です。

選ぶときは、設定温度に達したら自動で止まるサーモスタット内蔵(または対応)のモデルを必須条件とし、過熱防止装置があるかも確認します。必要な容量は温室の大きさと置き場所で変わります。販売店の目安では、屋内で1坪(約2畳)を10℃上げるのに約1000W、屋外ではその倍近くが必要です。メーカーが示す適合温室のサイズを確かめてから選びましょう。

温室の中では場所によって暖かさにむらが出ることがあるため、内気扇やサーキュレーターで空気をかき混ぜます。温風が特定の株に当たり続けないよう、置き場所も工夫します。

保温シート・断熱材

保温シートや気泡緩衝材は、それ自体は熱を出さず、熱の逃げを防ぐ資材です。温室の外側を覆うなど、加温器具と組み合わせて使います。

  • 農業用の不織布:野菜などに直接かける「べたがけ」で、霜よけに使われる資材。塊根植物では、加温した温室の保温を補う用途に限ります
  • 気泡緩衝材:温室の外側を覆うと、熱が逃げにくくなる
  • アルミ蒸着の保温シート:輻射熱を反射する(川上産業「アルミプチ」の説明による)

置き場所別の組み合わせ例

置き場所と、冬に株を休ませるか育てるかによって、組み合わせる器具が変わります。

室内の棚 × ヒーターマット

室内の棚やラックでは、ヒーターマットをサーモスタットと組み合わせて鉢の下を温めます。部屋の気温が育てている属の最低ラインを下回る場合は、マットだけでは足りないため、部屋の暖房で最低ラインを保つか、小型温室と温室用ヒーターを組み合わせます。

  • ヒーターマット:棚の一段に敷き、下に断熱材を入れて鉢を並べる
  • サーモスタット:マットの温度を管理する
  • 温湿度計:置き場所の最低気温を記録する

簡易温室 × 温室用ヒーター + 保温シート

簡易温室と温室用ヒーターを組み合わせて、温室の中の空気を温める構成です。

  • 温室用ヒーター(パネルヒーターまたは温風器):取扱説明書の設置方法に従って温室の中に置く(温風器には吊り下げ式もある)
  • 保温カバー・気泡緩衝材:温室の外側を覆い、熱の逃げを抑える
  • サーモスタット:設定温度で自動的にオン・オフし、加温しすぎと電気代のむだを防ぐ
  • 内気扇・サーキュレーター:温室の中の空気をかき混ぜる

屋外に置く場合は、屋内より大きな容量が必要です(販売店の目安で倍近く)。電源を屋外で使えるかは、製品の取扱説明書で確かめます。また、簡易温室は晴れた日の昼間に中の温度が急に上がることがあります。換気口の開け閉めを日課にするか、温湿度計と自動換気の導入を検討してください。

育成ライト棚 × ヒーターマット

室内暖房で属の最低ラインを保てる部屋で、育成ライトで光を補いながら、ヒーターマットで鉢の冷えを補う構成です。光と温度の両方がそろうため、冬も成長させる加温管理に向きます。ライトの選び方は育成ライトの選び方、ライトとマットを付ける段の高さの決め方は植物棚の選び方の「段の高さ」を参照してください。

どの組み合わせでも、置き場所の最低気温を確かめるために温湿度計を置きます。最高・最低の温度を記録できるデジタル温湿度計の例です。子機(センサー)付きなら、部屋と温室の中など複数の場所を1台で確かめられます。この製品の子機は防水ではないため、雨や水やりの水がかからない場所に置きます。

HATUSOKU デジタル温湿度計 ON03

HATUSOKU デジタル温湿度計 O⁠N⁠0⁠3
1か所・最高最低の記録

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Timloon ワイヤレス温湿度計(子機3台)

Timloon ワイヤレス温湿度計
子⁠機⁠3⁠台・最高最低の記録

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安全と電気代の注意点

電気代の計算方法と目安

電気代は、次の式で計算できます。

電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1000 × 1日の使用時間 × 日数 × 電力量単価(円/kWh)

単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(税込、2022年7月改定。2026年10月に確認)を使います。契約している電気料金の単価がわかる場合は、その値に置き換えてください。たとえば21Wのヒーターマットを1日12時間、30日使うと、21 ÷ 1000 × 12 × 30 = 7.56kWh で、7.56 × 31 ≒ 約234円です。

実際の製品の消費電力で、1日12時間・30日動き続けたと仮定して計算すると次のとおりです。冬の間に使う月数を掛ければ、シーズン全体の目安になります(使う期間は地域や置き場所で変わります)。

器具 消費電力の例 1か月(12時間×30日)の電気代
ヒーターマット(約25×53cm) 21W 約234円
ヒーターマット(約53×122cm) 105W 約1,172円
農園芸用マット(約90×180cm) 160W 約1,786円
パネルヒーター(温室用) 150〜250W 約1,674〜2,790円
温室用温風器 500W/1000W 約5,580円/約11,160円

表は定格の消費電力で動き続けた場合の上限です。サーモスタットを使うと、設定温度に達している間はヒーターが止まるため、実際の電気代はこの計算より少なくなります。どれだけ減るかは外気温と温室の断熱で変わります。

安全に使うための注意点

  • 定格容量を超えてつながない:つなぐ器具の消費電力の合計が、延長コード・タップ・サーモスタットに書かれた定格(W・A)を超えないようにします(たとえば農電電子サーモ ND-610 の定格は1000W)。コードを束ねたまま使わないでください
  • コードとプラグ:ヒーター・サーモスタット・プラグ・コンセントに水がかからないように置き、プラグのほこりを取ります。温室の中が濡れているときはプラグの抜き差しをしないでください。傷んだコードは使わず、コードをヒーターの上に置かないようにします
  • サーモスタットなしで使わない:安全のためにサーモスタットの併用を求めているメーカーがあります
  • 定期的な確認:使用中も正常に動いているか確かめます。ヒーターに覆いをかけたり、熱がこもる置き方をしたりしないでください
  • 燃焼式の暖房器具:灯油やガスのストーブを換気の悪い場所で使うと、不完全燃焼で一酸化炭素が出るおそれがあります。排気を外に出さない家庭用のストーブを、閉め切った温室に入れないでください。温室用には、外の空気で燃やして排気も外に出す強制給排気式の石油暖房機もあります
  • PSEマーク:電熱マット・電気育苗器・電気温風機などは電気用品安全法の対象で、PSEマークのない製品は販売できません。マークのある製品を選び、取扱説明書どおりに使います

よくある質問

ヒーターマットの上に直接鉢を置いてよいですか?

置いて大丈夫です。発泡スチロールなどの断熱材は、鉢とマットの間ではなく、マットの下(床や棚板との間)に敷くと、裏面から熱が逃げにくくなります。マット部分が防水の製品なら鉢を置いたまま水やりができますが、電源まわりは防水でない製品もあるので取扱説明書で確かめてください。温度はサーモスタットで管理します。

ヒーターマットだけで冬を越せますか?

ヒーターマットは上に置いた鉢と土を温める器具で、部屋の空気はほとんど温まりません。置き場所の気温が育てている属の最低ライン(夏型の多くは10℃)を下回るなら、マットだけでは足りないため、部屋の暖房で最低ラインを保つか、小型温室と温室用ヒーターを組み合わせます。属ごとの目安は塊根植物の温度管理と越冬で確認してください。

ヒーターマットとパネルヒーターはどちらを選べばよいですか?

温めたい場所で選びます。鉢の土と根を温めるならヒーターマット、小型温室の中の空気を温めるなら温室用のパネルヒーターです。園芸用のパネルヒーターは小型温室の中で使う器具(取扱説明書では小型室内温室専用)で、温室に入れずに部屋の棚の空気を温める用途ではありません。表面は高温になります。どちらもサーモスタットと一緒に使います。

ヒーターの電気代はどう計算しますか?

消費電力(W)÷ 1000 × 1日の使用時間 × 日数 × 電力量単価で計算します。単価を全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhとすると、21Wのヒーターマットを1日12時間・30日使って約234円です。サーモスタットで止まっている時間があれば、実際はこれより少なくなります。

まとめ:置き場所に合わせた選び方

  • 室内の棚で鉢を温める:ヒーターマットをサーモスタットと一緒に使う。部屋の気温が属の最低ラインを下回るなら、マットだけでは足りない
  • 室内で冬も育てる:暖房で最低ラインを保てる部屋で、育成ライトとヒーターマットを組み合わせる
  • 簡易温室で管理する:サーモスタット付きの温室用ヒーターと保温カバーを組み合わせる

どの構成でも、サーモスタットによる温度制御は電気代と安全の両面で欠かせません。選び方はサーモスタットの選び方を参照してください。あわせて最高・最低温度を記録できる温湿度計を置き、実際の温度を確かめましょう。冬越しの方針全体は冬の管理で確認してください。

参考・外部リンク

参考にした資料の一覧(15件)